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WORKS

施工実績詳細
UMEHARA WORKS
これまで手掛けた施工実績をご紹介いたします。
WORKS12

回廊のある家-モダン和風住宅-

LIXILメンバーズコンテスト 2021 敢闘賞受賞

ゆとりある敷地条件を生かした平屋建ての建物は、家族が集まるLDKを広くとったプラン。
解放感ある高い勾配天井ですが、SW工法の高気密性能により家の中はエアコン1台でおおむねいつも同じ温度に保たれています。
キッチンからアクセスの良い位置に展示会場の特設ブースのようなBOX型収納を配置しているのが、この建物の一番面白いところです。奥様の家事動線を楽にし、子供に遊び心を与え、「お家時間をもっと楽しく」するために一役買っています。

・所在地:久留米市小森野町
・延べ床面積:122㎡(36.9坪)
・家族構成:夫婦2人+子供2人
・間取り:1F=LDK(27帖)、ロフト(帖)、和室(4.5帖、床の間有)、トイレ&UB&洗面、寝室(WCL有)、子供室(2分割可)、SCL、収納、回遊可能、省令準耐火構造、BELS評価★★★★★

photo:村山 剛士(HAIKARA PHOTO STUDIO)

  • コンテスト受賞
  • 平屋建て
  • SW工法
  • 回遊できるプラン
  • モダン和風

キッチンを中心に回遊できる間取り

Kitchen

開かれたリビンクの中心にあるキッチン。吊り下げたライティングレールやむき出しのダクト、無機質なガルバ鋼板の化粧材は空間を面白くしています。配慮したのが生活感を打ち消すこと。冷蔵庫や家電はすべて収納し、4枚引き戸ですっぽり目隠しできるようにしています。

展示会場のような大空間リビング

Living

リビングの片隅に、BOX型の収納が配置されています。箱を置いただけの、展示会場のようなイメージに。裏側は、生活必需品をアレコレ隠しておくにはもってこいの空間で、正面は、壁掛けTVがあるのみ。壁から浮き上がった絵画のような存在感をはなっています。

ロフトからの眺め

Loft

ロフトから見下ろすと、実はあまり床面積が無いことがわかります。「大きい家具は置かないので、最低限の広さで。数センチでも面積を減らし、他にお金を使いたい」というお客さまのご要望です。お金を使うところ、減らすところを、1つ1つ、きちんと整理しながら計画しました。また、リビングは目の錯覚を利用しています。天井の最高高さは5mとし、ロフトの奥まで伸びあがる空間は圧巻です。通常、上下で温度差が出来やすい総吹き抜けの造りですが、SW工法は家じゅうの温熱環境を均一にする為、季節を問わず快適に過ごせます。

LWという名の

window

リビングの中央にLIXILのLWサッシを設けています。グッドデザイン賞をはじめ数々の受賞歴を持つ、1枚ガラスの大開口スライディング窓で、視界を遮らないフレームインデザインとなっています。外部ルーバーを閉めたら、開けた時の開放感とは一味違った印象に。十分な明るさを確保しつつ、お部屋のプライベートも守ります。

アシンメトリーの床の間

Japanese-style room

モダンデザインを採用した床の間

正方形・千鳥・格子

正方形を意識した和の空間です。 グレイカラーの琉球畳、優しい明かりが漏れる雪見障子、千鳥柄の襖など、あちこちに正方形が並んでいます。この和室のポイントは、きっちり造り込み過ぎない事。直線的なデザインと、黒の配色だけでは、印象が強すぎて居心地の良い空間にはなり得ないと考えました。曲線的なデザインの遊びを【抜けポイント】として取り入れています。

玄関ホール

Entrance hall

玄関に用意した和室につながる丸窓。アクセントとなる壁なので、タイル張りとし、夜は凹凸を強調する間接照明を用いて、贅沢な仕上がりとしました。

キッチンの後ろには・・・・

ランドセルや絵本など、子供自ら簡単に出し入れできる可動棚の収納エリアを作りました。坪庭から明かりを取り入れたり、人感式の照明を配置したり、家の北側を≪暗くて怖い場所≫と感じないよう細心の注意を払いました。狭くても何だか居心地の良い場所、、、、それは誰もが幼少期に憧れた【秘密基地】ではないでしょうか?子供達がどんな反応をするかな?と楽しみながら計画しました。『おとなしくしているなぁと思ったら、後ろで寝っ転がって本を読んでいるんです!』と、奥様から感想を頂きました。思惑通りです!!

UB

bathroom

北側廊下の中央に、廊下・トイレ・お風呂場の3箇所に明かりを注ぐことができる坪庭を用意しました。プライベートゾーンのため、それぞれの視線が交わらないよう、窓の配置にも気を配りました。窓を開けなくとも、24時間換気だけでカラッと乾いてしまうバスルームとなっています。

外観

外観は横に広がる平屋邸宅を意識しました。将来を見据え、屋根は平板陶器瓦を、壁はタイル貼りにしています。何十年先でも色あせない、シンプルで、メンテナンスもしやすい素材となっています。

ONLINE MEETING

オンライン打合せ
梅原建設株式会社では、オンライン打合せが可能です。
ご自宅からでもお気軽に相談が可能になりました。

新型コロナウイルスの影響により「外出するのは不安」とのお声を多くお聞きするようになりました。
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